管理物件のパイプスペース(以下、P.S)のドアに錆が目立ち始めてきました。
去年から錆には気づいてはいたのですが、なかなか天気とスケジュールがかみ合わず、今年に入り少しだけ作業をしてきました。まだまだ、対応する個所は多くあります。今日はその一部をブログに書きます。
作業は簡単!錆落としと防錆剤入り塗料の塗布だけ
作業としては、ドア・ドア枠の汚れをふき取り、布ペーパーで錆を落として、防錆剤入りの白い塗料を塗布。これだけです。塗料には錆の上から塗れると書いていますが、やっぱり錆はおとした方がいいです。
錆は放置すると広がっていくため、その都度、塗装をして劣化を防ぐことが重要です。
P.Sドア及びドア枠の錆を放置すると、ドアが開かなくなったり、逆に閉まらなくなったりします。また、沖縄は台風の通過でドアがなくなったり..。実際に経験済み。
P.Sドアの開閉ができなくなるとどうなる?
ちなみに、ドアの開閉ができないと次の困ったことが起きます。
・電気、ガス、水道のメーター検針ができなくなる。
・給湯器の交換ができなくなる。
・滅多にはないですが、P.S内にある配管等の交換ができなくなる。
・etc..
まぁ、できなくなるわけではなく、その時はドアを壊して対応することになります。結局はP.Sドア、ドア枠を交換する必要に迫られます。
P.Sドアの開閉ができなくなると痛い出費が!
私たちは建物の修繕事業も行っているので、たまにP.Sドアの補修相談がきます。
作業としてはグラインダーでドアやドア枠を削って開閉できる状態にしますが、腐食がひどい場合は取替えとなります。ドア枠に合わせてドアのみを作成してもらうのに数年前の金額で約8万円くらいかかったはず。そして、それに取り付け費や金物類の費用がかかるので、もっと費用がかさみます。
※数年前の記憶なので金額はあいまいです。その都度お見積りが必要となります。
今回は管理委託料の範囲内で対応しています。
今回の建物の家主様からは年間の管理委託料をある程度いただいているので、その範囲内で対応しています。
小さなことでも定期的に対応しておけば建物は長持ちします。また、補修費用も抑えることができるので、利回りを上げることができます。管理会社によって対応はいろいろですが、私たちはこういった防錆剤塗料の塗布なども管理委託料の範囲で自社にて行っています。
※管理料の範囲内(無料)でやるかどうかは管理委託料や塗料の色、作業場所の高さなどを考慮します。一律、無料で対応するわけではないのでご理解ください。建物の管理依頼のご相談の際にお話しがあると助かります。
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